2022年、今年も色々とありましたが、僕の中での一番の出来事は『AGA治療』をはじめたことです。この記事は僕の忘備録として残しておきます。
そして、薄毛に悩む40代の男性に向けて、ハゲはじめ、悩み、葛藤し、一縷の望みにかけた男のリアルを晒し、少しでも勇気を与えることが出来れば良いと思っています。
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2022年、最後に大きな声で叫びたい。
「ハゲは治るんだ!!」
ここ数年で、こんな気持ちになったのは、2018年にクロスカブ110を買ったとき、2021年にユーノス・ロードスターを手に入れたとき・・・物欲を満たしたとき以外には味わったことがない。
コロナ渦で大きく生活が変わり、悶々としていた数年間、やっと今年は少しずつ、行動制限が解除され、あちこちでイベントが再開された2022年。コロナ前のように大騒ぎをすることは、はばかれるけど、それなりに楽しめるようになった年だったと思う。
よくよく考えてみれば、47歳にもなって大騒ぎをしたい、人生を楽しみたいと思い、行動できる自分ってすごいと思う。というか世間の同年代たちの元気のなさ、仕方がないというあきらめムードがどうも好きになれない。もちろん、そんな人生を否定する気はさらさらないけど、僕はそんなつまらないときを過ごしたくはない。
そう思って生きてきた約半世紀。だけど、ハゲてきたときは焦った。本当にビビった。凹んだ・・・。ちょっと前から「薄くなってきたかも?!」とは気づいていたんだけど「まだハゲていない」と自分に言い聞かせ、誤魔化してきた。それも、今年の夏までだった。
例年以上に暑く感じた今年の夏。半単身赴任生活を送っていた山梨のアパートで、盛大な抜け毛・・・一人暮らしをしていたから、他人の毛であるはずはなく、元々は僕の頭に生えていたハズの髪の毛たちの量にビビった。こんなにも抜け毛があると言うことは・・・と鏡で自分の髪の毛の状態を確認をしたときの戦慄は思い出すだけで鳥肌が立つ。
「ハゲてんじゃん!?」
気づいたときは、すでに遅し。だいぶハゲは進行していた。蒸し暑い8月の夜。必死にハゲについて調べた。本気で調べた・・・どうにかハゲを治す方法はないか。あるはずもない答えを必死に探した。発毛効果があるという育毛剤も使ったし、ハゲに効くという食べ物を積極的に取るようになったし、育毛効果を謳っているシャンプーにも変えた。
なのに、効果があるどころか、ハゲは徐々に進行していく・・・。オデコが広くなるだけではなく、一番恐れていた”つむじ”が広がりはじめた・・・。
バイクのヘルメットを取ったときの乱れたヘアスタイルで、はっきりと分かるくらい広がったつむじハゲ・・・。これは本当に凹んだ。どうにかしなければ・・・。藁にもすがる気持ちでAGA治療に手を出した。
禁断の・・・最終手段のAGAに手を出すことを決めてから、約3ヶ月も悩んでしまった。今考えるとすごく無駄な気がする。すぐにでも始めるべきだった。
なかなかAGA治療に踏み切れなかった原因は、薄毛に悩んでいること、ハゲ治療をしていることをバレるのが、恥ずかしいと思ったからだ。電車の吊り革広告やネット上で『AGA専門クリニック』の広告を目にするたびに本気で悩んだ。そこには喉から手を伸ばして手に入れたい髪の毛がある。調べれば調べるほど、唯一、科学的、医学的に認められているハゲ対策はAGA治療しかないと分かってきた。なのに、直ぐに行動ができなかったのは、バレたら恥ずかしいという些細な羞恥心だった。
悩んで調べて約3ヶ月後、ネット上でカウンセリングを行なっているAGA専門クリニックがあることを知った。先入観としてAGA治療は病院で医師に直接対面で問診を受ける必要があると思っていたけど、青天の霹靂・・・身体中に電撃が走った。
あっという間に治療をはじめる決心がつき、費用対効果を調べ、eLife(イーライフ)に辿り着き、11月4日金曜日、仕事中に無料カウンセリングを申し込み、仕事終わりに事務所の端っこでカウンセリングを受け、治療を始めることにした。あんなにビビっていたAGA治療だったけど、電話でのカウンセリングで、ハゲについて赤裸々に語ることができた。そして、治療がはじまった。
AGA治療というと大袈裟に聞こえるけど、毎朝、決まった時間にデュタステリドとミノキシジルを1錠ずつ飲むだけ・・・。思ったより簡単で三日坊主の僕でも続けられる。
最初に訪れた副作用はタバコを吸うと気持ち悪くなること。そして、頭痛と倦怠感が現れた。飲みはじめて1週間後から約10日間くらいは体調が悪くなったような気がする。だけど、そんな副作用は序の口だった。一番、凹んだのは『初期脱毛』
もちろん、無料カウンセリングのときも聞いていたし、僕が調べた中でもAGA治療の初期に抜け毛が増えるという話は出ていた。だけど、想像を超えるほどの脱毛に焦った・・・。目に見えて髪の毛のボリュームが減り、ハゲていく恐怖は、味わった人間にしか分からないと思う。
3週間程度、盛大に抜け落ちた初期脱毛でより薄くなった頭は恥ずかしく、人前に出ることを躊躇う程だった。というか、この記事を書いている2022年12月末でも、僕の頭は初期脱毛に荒らされた状態だ。明らかにハゲ・・・お世辞にもハゲていないということはない。ハゲている。どこから見てもハゲている。薄毛治療をしているのにハゲた。想定していた脱毛をはるかに超えた。はっきり言ってAGA治療を始めたことを後悔した。
だけども、年末に嬉しい変化があった。生え際のポヨポヨの薄毛を発見したときは飛び上がるほど嬉しかった。AGA治療の効果が現れはじめたのが今年最大の喜び。全然、ボリューミィーな毛量じゃないけど、少しずつ、髪の毛が生えてきていることが実感できる。将来に光がみえれば、耐えられる。本当にAGA治療を始めて良かったと思えた。
まだまだ、初期脱毛のダメージを受けているハゲ頭だけど、来年につながる光が見えた。2023年はハゲを克服し、堂々と胸を張って歩けるような気がする。本当にAGA治療をして良かった。少しの勇気があれば、幸せになれるというのは本当だった。あのまま、あきらめ、ハゲていく自分に幻滅していかなくて良かった。もし、生まれ変わっても僕は絶対にAGA治療を行うと思う。それも、もっと早く。
最後にこの言葉で2022年を締めくくりたい。
ハゲは治るんだ!!
来年もよろしくお願いします!!
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