はじめてのAGA治療｜体験談で語る効果、苦労、そして結果

AGA治療を始めて、効果が出るまでの体験談をまとめる（長文です）

薄毛・ハゲの悩みは、公開することなく、一人で悶々（もんもん）と抱えるセンシティブな悩みのはずで、実際に体験したブログが少ないのも、そんな理由からだと思います。

だがしかし、僕はブロガー。AGA治療の体験談なんて、他の人ができない（やらない）おいしいネタを書き綴り、同じ悩みを持つ同志の役に立ちたい･･･ブロガーとしての爪痕（つめあと）を残したい･･･いや、ぶっちゃけた話、僕の場合は、自己顕示欲を満たしたいという欲求が強く、自らの頭皮を晒（さら）し、皆から崇（あが）められるハゲ･･･もとい、元薄毛として、皆から感謝されたいとの想いから、羞恥心（しゅうちしん）を捨て、はげ頭を公開することに踏み切りました。

今でこそ、AGA治療で髪のボリュームが戻った僕ですが、自身の薄毛に気づいたときは、どうしようもない絶望を味わいました。大袈裟に聞こえるかもしれませんが、僕は本気で「お先真っ暗」だと思い、悩み、凹みました。本心を書き綴っておくと、僕がブロガーで「ブログネタであれば体験し、記事にする」という特異な考え方を持っていなければ、AGA治療に踏み切れたか･･･いささか不安です。「ブログネタにする」というキッカケがなければ、勇気が持てず、AGA治療に踏み出していなかったかも知れません。

そして、この記事を読んでいるあなたに伝えたいのは「薄毛が気になりはじめたら、直ぐにAGA治療を行なってください。最低でも、無料カウンセリングを受け、あなたの薄毛の原因をはっきりさせてください」ということです。

約2年間（生え揃うまでの1年間と維持1年間）に及ぶ、僕のAGA治療の体験談をまとめます。あなたの明るいに未来のために、参考にして頂ければ幸いです。

薄毛とAGA治療について

これは僕の知識不足だったのですが、『AGA＝若ハゲ』だと勝手に解釈し、僕のような中年（AGA治療を開始したのが40代後半でした）の薄毛は、加齢による薄毛（壮年性脱毛症というらしい･･･）で、治療の施しようがない。自然に任せ、ハゲることを運命として受け入れる必要がある･･･と夜な夜な枕を涙で濡らしていました。

ですが、若年性脱毛症（若ハゲ）も、壮年性脱毛症（加齢によるハゲ）も、根本的な原因はAGA（男性型脱毛症）であり、AGA治療を行えば、改善する可能性が高い。髪の毛のボリュームは復活させることができる。ということを知り、AGA治療に希望の光をみました。

そうです。現代人は、自然に抗う武器･･･科学のチカラを手に入れていたのです。そのことを知った僕は、一気にAGA治療について調べました。

薄毛の悩みは、センシティブで、友達や先輩に相談することができません。だがら、都市伝説的な薄毛対策、育毛法など、効果がないことに、時間と費用をかけ、「やっぱり、ハゲは治らない･･･」と薄毛の戦いを諦めてしまうんです。本当に残念な話なのですが、ネットに転がっている情報には、嘘や思い込みも多数紛れ込んでいます。その中から、正しい情報を取捨選択をするのって、至極難しい。難しいんですよ。特に中年の薄毛についての情報なんて、嘘ばっかりです。

僕も、加齢によるハゲの原因がAGAで、AGAは治療すれば治る･･･つまり、中年でもAGA治療を行えば、髪のボリュームが増えることを知るまでに、かなりの時間が掛かりました。さらにいうと、中年のAGA治療体験談のようなブログなんて皆無です。体験を書き綴っているブログのほとんどは『若ハゲ』です。僕がブログでAGA治療の体験談がネタになると考えたのも、そんな理由からです。

薄毛になってもAGA治療を始めなかった訳

偉そうに、書き綴っていますが、僕はAGA治療の有効性を知ってから、約半年間も治療をするべきか悩んでいました。というのも「本当に薄毛が治るのか」という疑問が浮かんでは消えを繰り返していたからです。いま考えれば、何も考えずに飛び込めば良かった･･･AGAは進行性の疾患（しっかん）で、早めに治療を始めれば、それだけ早く、改善できるんです。なのに、なかなか勇気が湧きませんでした。

僕が、自分の薄毛･･･ハゲていることを自覚したのは、2022年の夏頃でした。当時は、パンデミックの渦の中で、他人との接触を避け、不要不急の外出を控えることを強いられた時期。元来、家に籠（こも）ることが苦手な僕は、愛車のクロスカブ110でのツーリングでストレスを発散していました。バイクって、ヘルメットを被るんですよね。そして、夏なので汗をかきます。帰宅後に洗面所で手を洗い、ふと目の前の鏡を見ると、そこには無惨（むざん）にハゲ散らかした自分の頭が･･･。

絶句しました。ヘルメットをかぶっていたというのと、汗をかいていたというネガティブな要因を差し引いたとしても、明らかに髪のボリュームがない･･･。焦りまくりました。凹みまくりました。なにせ、僕の場合、祖父も、父親も、二つ下の弟も、家系的に全員薄毛なのに、僕だけは40代後半まで、髪の毛をキープできていたのです。心の奥底では「逃げ切った･･･」と安心していたのです。なのに、目の前に映るのは、薄毛になった自分の姿です。「自分だけは、ハゲない」と思っていたのに、ハゲ散らかしている自分の姿･･･現実を突きつけられ、奈落（ならく）の底に落とされた気分でした。

髪に効くという都市伝説

僕はどちらかというと、オタク気質が強く、興味があることや必要なことはとことん情報を収集する性格です。薄毛・ハゲについても、必死に情報をかき集めました。AGA治療の有効性を知ったのも、この頃です。ですが、AGA治療は本気っぽい･･･もちろん、本気で薄毛を改善したいと思っていたのですが、何となく、AGA治療は最終手段というか、他の育毛法を試してからでも遅くないと勝手な解釈をしてしまったのです。

まずは、普段使っていたシャンプーを「育毛シャンプー」に変えました。ちなみに、シャンプーだけは、薄毛対策ではなく、加齢臭対策として現在も使用しています。普通のシャンプーより高価だけど、余計な成分が入っていないからなのか、丸一日、さっぱりが続くような気がします。でも、育毛シャンプーでは、髪の毛は増えません。もしかしたら、脱毛を防いでくれているのかも知れませんが、発毛・育毛は実感できません。というか、AGAの知識を得た僕からすると、頭皮環境を整えても、髪の毛が生えることはないのです。

同時に、僕は昔から髪の毛によいと言われている食べ物を選んで食べるようにしました。ワカメを中心とした海藻類、髪の毛の主成分であるタンパク質源である、鶏肉、豚肉、青魚、卵にチーズ、大豆･･･。髪の毛を増やすための亜鉛が多く含まれている牡蠣、チーズ、レバー、ごま、アーモンド･･･。老化防止にも効果があると言われているビタミンを摂るために、レバー、うなぎ、しじみ、ししとう、ブロッコリー、豆類･･･。もちろん、髪だけではなく、健康的な身体を作るためにも、バランスよく、色々な食材を口にすることは重要です。ですが、いくら健康的になっても、髪のボリュームが増えることはありませんでした。

何よりも効果的だったAGA治療

世間で言われているハゲ対策は、僕にとっては、少しもプラスになりませんでした。どちらかというと、無駄な時間とお金を使い、貴重な髪の毛を失ってしまいました。もしかしたら、抜け毛の進行スピードを鈍らせることはできたのかも知れません。ですが、目に見えて、薄毛が進行していました。かなり進行していたと思います。そして、ついに耐えられなくなり、2022年11月、このブログを立ち上げるのと同時に、eLifeの無料オンラインカウンセリングを受ける決意を固め、受診することにしたのです。

ここだけの話、無料のオンライン･･･それも電話でのカウンセリングでAGA治療をはじめるのは抵抗がありました。それはそうですよね、怪しさしかありません。「無料（ただ）より高いものはない」と言われ続けてきたし、薄毛の具合も見ずに、効くかどうかも分からないAGA治療をはじめるのです。高額な請求をされるのではないか、騙されているのではないか･･･そんな不安が頭をよぎります。

そんな中、ブロガーとしての気持ちがムクムクと湧き立ち、「効かなくても、ぼったくられても、ブログネタになるじゃん･･･」と気持ちが切り替わり、震える声でカウンセリングを受けました。

僕はセカンドオピニオンなどせずに、速攻で治療をはじめました。ちなみに、2年前に比べて、無料でカウンセリングを行っているクリニックが増えているので、いくつかのクリニックで、無料カウンセリングを受け、あなたの予算、薄毛の進行具合に会う治療をはじめた方が良いと思います。

AGA治療の内容

実際に、僕が始めたAGA治療は、発毛を促進する『ミノキシジル内服薬』と抜け毛を抑える『デュタステリド内服薬』の投薬治療です。ミノキシジルとは、発毛促進の外用薬で有名な成分で、リアップなど薬局やAmazon、楽天で入手可能です。ですが、内服薬はAGA専門クリニックで処方してもらう必要があります。というのも、ミノキシジル内服薬（通称：ミノタブ）は、日本では未承認の薬だからです。「未承認の薬が身体に良いのか」という疑念はあると思いますが、AGA治療では、多く利用され、効果を実感している人が多くいます。僕も、約2年間飲み続けていますが、現在のところ、何も不具合は起きていません。

加えて、脱毛の原因ホルモンDHT（ジヒドロテストステロン）の生成を抑制するデュタステリドを飲んでいます。AGA治療では、守りの治療薬と呼ばれる「デュタステリド」もしくは「フィナステリド」が必須です。僕は、デュタステリドの投薬でしたが、今後、フィナステリドに切り替え、ブログネタにしようと企んでいます。

実際に体験するまで、AGA治療は何をするのかを知らず、虫歯の治療のように通院して、何かしらの施術（せじゅつ）を受ける必要があるのではないかと勘繰（かんぐ）っていたのでしが、拍子抜けをするほど、何もしません。ただただ、毎日、決まった時間に『ミノキシジル』と『デュタステリド』を飲むだけです。

以下は治療開始前の僕です。生え際の薄さとつむじの広がりが気になります。

ちなみに、AGA治療の経過を分かりやすくするために、治療開始時のハゲ具合を公開しています。

AGA治療の副作用『初期脱毛』

AGA治療を体験して、一番つらかったのが『初期脱毛』でした。AGA治療をして、髪の毛を増やす･･･薄毛を改善するハズなのに、一気に髪の毛が減る時期があります。一応、事前に調べ、「初期脱毛で抜けるんだってよ」なんて、浮かれた気持ちで記事にしていました。この後、自分の身に降りかかる不幸など、全く気にせず、ガクブルしている（そんなことないでしょ、笑）なんて気分で、記事を書いています。

ですが、投薬をはじめて2週間後。盛大に抜け毛が増えました。これは聞いた話なのですが、多くの同志がAGAとの戦いをやめてしまう理由のひとつが、初期脱毛だそうです。というのも、髪の毛を増やすための治療なのに、急激に抜け毛が増えると、少なからず、「薬が自分に合っていないのではないか･･･」という不安が脳裏をよぎります。僕も、例に漏れず、心が折れそうになりました。だって、約2ヶ月もの間、どんどんと髪の毛が薄くなったんです。薬を飲み続けているのに、日に日に薄くなる毛･･･。恐怖でしかありません。僕もブログを書き、騒いでいなければ、気が狂っていたかも知れません。それくらい、メンタルがやられるのが初期脱毛です。

以下が初期脱毛時の写真です。治療前より、生え際は後退し、つむじ周りの地肌が透けています。実際には、写真以上に頭頂部が寂しい感じでした。

もちろん、投薬治療を続けていれば、光が見えてきます。どんどんと薄毛になる初期脱毛の期間を超えれば、そこには明るい未来があるのです。僕は治療をはじめてから3ヶ月後、やっと効果を実感しました。はっきり言って、AGA治療の暗黒期です。僕はブログに経過写真を載せていたので、大きく髪型を変えることをしませんでしたが、この期間だけでも、髪の毛を短くし、薄毛が目立たない髪型にするべきだったと思います。プライベートではニットの帽子やキャップを被り、誤魔化せましたが、仕事に行く時は、ハゲ頭を晒さなければなりません。これが、本当にツラかった･･･。明らかに、周りの目が優しくなっていた･･･自意識過剰かも知れませんが、会う人、会う人の目線が頭皮を見ていたような気がします。

完全復活、ハゲとは呼ばせない

冬に始めたAGA治療ですが、夏頃には完治･･･AGAは完治することはないのですが、しっかりと髪の毛が増え、抜け毛も減り、半年後にはフサフサ、完全復活です。ちなみにですが、AGAは完治することがなく、髪の毛が増えた後も、投薬治療を続ける必要があります。僕は治療を始めて2年が経過したのですが、現在も、ミノキシジルとデュタステリドを毎日決まった時間に飲み続けています。

AGA治療と聞くとすごく大袈裟な治療を想像しがちですが、何のことはありません。ただただ、毎日薬を飲むだけ。もちろん、薬代は掛かります。僕はeLifeで治療を行ったのですが、月7,900円でミノキシジルとデュタステリドを処方してもらっています。

このブログの過去記事を見てもらえると分かるのですが、僕はブロガーとして情報を発信していない時期があります。それは、AGA治療を行い、生えてきてから何も変化がなく、記事にするネタがなくなったからです。つまり、ちゃんと治療を行えば、髪の毛はしっかりと生え、増えた状態で維持することが可能であるということの証明です。

完全復活をした僕の頭部写真です。間違いなく、復活をしました。

ちなみに、愛煙家である僕は、タバコも吸い続けているし、お酒も飲み続けています。普段の生活は何も改善していません。つまり、AGA治療以外に僕の髪の毛を増やした要因がありません。

そして、また、ブログを更新し始めた理由は、治療を開始して2年。もう髪の毛を増やすための「ミノキシジル」は必要ないのではないか･･･。デュタステリドだけではなく、フィナステリドの体験談もブログネタにしたら、おもしろいのではないか･･･。という好奇心がムクムクと立ち上がってきたからです。

最後まで、読んでいただき、ありがとうございます。ここまで読んでくれたあなたに僕が伝えたいのは「薄毛が気になりはじめたら、直ぐにAGA治療を行なってください。最低でも、無料カウンセリングを受け、あなたの薄毛の原因をはっきりさせてください」ということです。

僕は分かっています。あなたは、「誰にも相談できないけど、どうにか薄毛を改善したい」本気で思っているはずです。でも、治療に踏み切る勇気が湧かないのではないでしょうか。

AGA治療を開始し、初期脱毛の期間だけ乗り越えれば、あなたの髪の毛は増える可能性がある。髪の毛のボリュームが戻ると、気持ちも若返えるし、髪の毛と一緒に失った自信を取り戻すことができます。

現在では、多くのクリニックで治療をすることが可能です。一度、無料のカウンセリングからはじめてみてください。

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