ハゲてるバンドマンが少ない理由とは？ ロックと髪の毛の関係を徹底検証

個人的なですが、中・高・大学生時代はロック一筋でしたが、家庭を持ち、子供たちに囲まれ、しばらくの間、ロックから離れていました。ですが、40代半ばから、懐古的（かいこてき）に、ロックに戻ってきました。

なんというか、ロックとは、音楽としてだけでなく、生き様と言うか、世間に背を向けて生きている感じが堪たまらないんですよね。

そこで、ふと気になったのですが･･･不思議とハゲているバンドマンって少なくないですか？

なんとなくですが、バンドマンは、不摂生（ふせっせい）な生活を送っているイメージなのに、ハゲが少ない。

そこである仮説を立てました。ロックは髪の毛に効く音楽なのではないでしょうか。

バンドマンにはハゲが少ない？

ロックといえば、男が憧れる音楽ジャンルの代表格。反骨精神あふれる生き様と、ステージ上での圧倒的な存在感。その象徴ともいえるのが、「長髪を振り乱しながら演奏するロッカーの姿」ではないでしょうか？

同じロン毛でも、日本で一世風靡（いっせいふうび）した江口洋介やキムタクとは違います。ロックといえば、反抗的なロングヘア。長髪は、ロックバンドのアイコンです。

そんな長髪を振り回し、上半身裸でギターをかき鳴らすバンドに憧れる時期は誰にでもあるはずです。

しかし、ふと疑問が浮かびます。「バンドマンって不摂生な生活を送っているはずなのに、意外とハゲが少なくない？」

憧れから尊敬へ

ときは流れ、数十年。

そんな憧れのバンドメンバーも気付けば、還暦（かんれき）を超えたいい親父になっています。

なのに、ハゲている人がいない。もちろん、老けてはいるんだけど、みすぼらしくなく、カッコよく歳を重ねているように感じます。

何十年も経ったのにバリバリ現役で、当時のままの長髪･･･羨ましい限りです。

僕の個人的なイメージで申し訳ないのですが、外国人の方は、たいがい歳を取るとハゲています。だけど、ロッカーに限ってみるとハゲが少ない。

一般的に、薄毛の原因には生活習慣の乱れ、ストレス、遺伝などが挙げられます。それなのに、ロックバンドのレジェンドたちは、年齢を重ねてもカッコよく長髪を維持している人が多いのです。

これは一体どういうことなのでしょうか？ロックと髪の毛の関係について、考察してみました。

不摂生な生活を送るバンドマンなのに、何故ハゲない？

どちらかというとロックは不良の音楽で、社会や世間で言われている『いい子』の音楽ではありません。

そんな反抗的な音楽に、僕ら田舎のガキンチョたちは共感し、憧れていました。そんなレジェンドたちが、早寝早起きの規則正しい生活、栄養バランスの整った食事、程よい運動をしている姿を想像したくありません。

あんな攻撃的な音楽を演奏する人たちが、早寝早起きで、好き嫌いもせず髪の毛に良いものを食べ、お酒もタバコも控え、丁寧に頭を洗っている訳がありません。

本当に申し訳ないのですが、バンドマンは不摂生な生活･･･酒とタバコと女に溺（おぼ）れ、夜中まで騒ぎ、深酒･･･身体に悪いと言われていることを平然としているイメージしか浮かびません。そして、身体に悪い生活は、間違いなく、頭皮環境にも悪いんです。

というか、ロックを愛する人には、そんな生活を送って欲しい。そんな生活を送っているバンドマンたちに憧れ、反抗期を迎えた男子は、ロックを聴きあさり、ロックに目覚め、ロックな生活を送るようになったのです。

ロック＝長髪という文化

ロックバンドのフロントマンといえば、長髪がトレードマーク。例えば、

彼らは、若い頃から長髪をなびかせながら熱狂的なパフォーマンスをしていました。

ロッカーが長髪を貫く理由の一つとして、「反体制的なイメージを持つため」という説があります。社会への反発、個性の象徴として、ロングヘアを維持しているのです。

しかし、それだけで「ハゲが少ない理由」にはなりません。

ロックが髪にいい説！？音楽と発毛の関係

実は、音楽が人体に与える影響は科学的に研究されており、音楽がストレスを軽減することが分かっています。

ロックは髪の毛に効く音楽･･･。植物に音楽を聴かせるとスクスク育つとか、クラシック音楽を聴きながら育ったブタは、美味しくなるみたいな感じで、ロックを浴び続けると髪の毛が抜けにくくなる･･･。みたいな･･･。

ロックと薄毛の関係を考えると、次のような仮説が立てられます。

ストレスフリーのロックライフ

ストレスは薄毛の大敵とされていますが、ロックミュージックには心を解放する力があります。自由を象徴するロックの世界に身を投じることで、日常の緊張から解き放たれる瞬間を味わうことができます。

ギターの轟音やドラムのビートに身を委ねれば、心に溜まった不安や焦りが音とともに飛び散ります。ロックを演奏することは、まさに感情の発散であり、自己表現の場でもあるのです。その過程で、ストレスホルモンの分泌が抑えられるのかもしれません。

結果として、ロックに情熱を注ぐライフスタイルは、間接的に髪の健康を守ることにつながるかもしれません。音楽の力で心をリフレッシュし、ストレスと無縁の生活を送ることが、髪を守る秘訣となるのではないでしょうか。

ヘッドバンギングによる血行促進

ロックミュージックの醍醐味（だいごみ）、ヘッドバンギング。激しく首を振り乱す姿はロッカーの象徴的な光景です。

この情熱的な動きが頭皮の血流を活性化させ、自然な形で毛髪の成長サイクルを促進している可能性があります。

リズムに合わせて繰り返される動的な運動は、頭部への血液循環を向上させ、毛根に必要な栄養素を効率よく届ける働きをするかもしれません。従来の発毛方法とは一線を画す、音楽と融合した新たな頭皮ケアの形と言えるでしょう。

頭を振り続けることによる持続的な刺激は、停滞しがちな頭皮環境に活力を与えます。医学的な検証は必要ですが、ロックの熱狂が生み出す予期せぬ効果として、健やかな髪の成長を支える秘密の要素になっているのかもしれません。

意外と健康的なバンドマンたちの生活習慣

世間ではバンドマンといえば不摂生なイメージが先行しますが、長年第一線で活躍するロックミュージシャンたちの多くは、実は徹底した健康管理を実践しています。彼らは栄養バランスを考慮した食生活を心がけ、体調を最優先に考える習慣が身についているのです。

ハードなライブパフォーマンスをこなすためには体力が不可欠であり、多くのロッカーは日常的な運動を欠かしません。数時間に及ぶステージでの激しい動きは、まさにアスリート並みの肉体が要求される高強度の運動と言えるでしょう。

さらに彼らはストレスマネジメントにも長けており、音楽を通じて感情を表現し、精神的バランスを保つ術を心得ています。

60代、70代になっても現役で輝き続けるバンドマンたちが多いのは、こうした健康への意識の高さが支えているのかもしれません。

音楽と髪の関係は解明されていないが･･･

「ロックを聴けばハゲが治る」という科学的根拠は現時点で存在しません。ですが、音楽が人間の心身に与える影響は計り知れません。ロックミュージックが生み出す高揚感や解放感は、現代人が抱える慢性的なストレスを軽減する可能性を秘めています。

激しいビートに合わせて体を動かすロックの聴き方は、自然と体内の血流を促進し、頭皮環境を活性化させるかもしれません。心地よい音楽体験がもたらす副産物として、全身の血行が改善され、結果的に、髪の健康にも良い影響を与える可能性は否定できないでしょう。

薄毛に悩む方にとって、ロックミュージックを生活に取り入れることは意外な転機となるかもしれません。頭を振り、体を揺らし、音楽に身を委ねるロックな生き方が、従来の育毛法とは一線を画す新たな薄毛対策の選択肢となる日が来るかもしれないのです。

まとめ

ロックミュージシャンの間では、薄毛に悩む人が意外と少ないという現象に注目しています。単に長髪文化だからというだけではなく、ロック音楽そのものが持つ特性が関係しているのかもしれません。

音楽の持つストレス軽減効果と、ノリのいいビートが促す自然な体の動きが薄毛に効く可能性があります。

「ロックは髪を守る音楽」･･･そんな仮説を信じて、今日もロックを聴いてみませんか？

※ この記事の内容は、科学的なエビデンスがありません。

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