お風呂掃除をしていて、排水口の抜け毛を処理しながら「こんなに抜けるものか?!」と恐怖を覚えた日のことを、今でも覚えている。
シャンプーするたびに、指の間や顔に張り付く髪の毛…。さっき、抜け毛を掃除したはずの排水口を見て「これ、多くないか?」と思いながらも「季節の変わり目だから…」「ストレスのせいだろう…」と自分がハゲていない理由を探していた。
それからは、鏡の前に立つ回数が増えた。角度を変えて、光の当たり方を変えて、「これくらいなら大丈夫」と自分に言い聞かせた。
気のせいにしていた。ずっと…。
でも、その違和感がAGAの始まりだった。
AGAとは、何なのか
AGAは「男性型脱毛症」のことだ。難しい話をすると長くなるので、シンプルに言う。
男性ホルモンの影響で、髪の毛が細くなって、抜けやすくなる。生え際やつむじから始まることが多い。そして——放置しても、自然には戻らない。
これが、一番怖いところだと思う。
風邪じゃないから、寝ても治らない。ビタミン剤を飲んでも、市販の育毛剤を試しても、大きく変わった実感はなかった。「様子を見よう」と思っているうちに、じわじわ進行していく。
AGAは進行性の脱毛症だ。つまり、「今より急に全部なくなる」というより、少しずつ確実に進んでいく。
放置している間も、ゆっくり進行していく。
気づいたときにはもう、かなり薄くなっていた——という話は珍しくない。少なくとも僕はそうだった。
40代の薄毛を「仕方ない」と思っている人も多いと思う。僕もそう思っていた。でも、AGAは「老化」じゃなくて「病気」に近い。つまり、治療できる。
AGAの初期症状は「気のせい」に見える
AGAの厄介なところは、最初の変化が本当に微妙なことだ。
でも、そのどれもが「気のせい」に見える。
寝不足かもしれない。ストレスかもしれない。照明のせいかもしれない…。
だから、多くの人は認めたくなくて、気のせいだと思うようにしてしまう。僕もそうだった。
ハゲることより、ずっと辛かったこと
正直に言うと、髪が減っていくこと自体より、ハゲることで変わっていく自分の行動のほうが、ずっと怖かった。
何をしていても、髪の毛が気になり始めた。髪の毛を切りに行くのも、怖くなった。
汗をかくと髪が張り付いて地肌が見えるから、なるべく外に出たくなかった。大好きだったツーリングも、ヘルメットを取ったときの髪型がカッコ悪く感じ、行かなくなった。
「どうせ僕なんか……」という気持ちが、じわじわ日常を蝕んでいくのがわかった。誰かに指摘されたわけじゃない。でも、自分の中で何かが少しずつ萎んでいく感覚があった。
これが、AGAの本当の怖さだと思う。
AGAで削られるのは、物理的な髪の毛の量じゃなくて、自分への自信だ。「気のせい」にしている間も、その侵食は静かに続いていた。
治療を始めて、変わったこと
正直、最初は怖かった。
副作用も心配だし、お金も掛かるし、何よりも「効かなかったら、どうしよう…」という最悪のシナリオ。半信半疑どころか、七割くらい疑っていた。
でも、始めた。
3ヶ月で劇的に変わったわけじゃない。でも、抜け毛は減った。髪にコシが戻ってきた感覚があった。鏡を見る時間が、少しだけ長くなった。
それよりも——「やっている」「少しずつだけど改善している」という事実が、精神的に解放してくれた。
放置して悩み続けることと、治療しながら不安を抱えることは、同じ「不安」でも全然違う。
前者は「どうせ」しかないけど、後者には「変わるかもしれない」がある。
もっと早く始めればよかった。それだけは、今も思う。
40代後半からAGA治療を行った記録をこのブログで後悔しています。
気のせいにしていた頃の僕へ
薄毛は、恥ずかしいことじゃない。なんて聞くけど、ぶっちゃけ、恥ずかしい……。それは当事者しかわからないと思う。
でも、AGAは男性の3人に1人は経験すると言われている。特別な失敗でも、体の欠陥でもない。ただ、放置すると取り返しがつきにくくなる——それだけのことだ。
僕も、ベッドで家族にもバレないように、ハゲについて調べていた。AGAの初期症状や、抜け毛の理由、ハゲやすい人……怖くて仕方がなかった。自分がハゲるとは認めたくなかった。
でも、検索しているということは、もうどこかで気づいていたんだと思う。
気のせいにしていた頃の僕に言えるなら、こう言いたい。
そんなに長く、一人で抱える必要はない。まずは動こう。
もし今、「これってAGAなのか?」と不安なら、まずは今の頭を写真に残してみてほしい。できれば、一度AGAクリニックで相談してみてもいいと思う。
気になっている“今”が、向き合い始めるタイミングなんだと思う。
僕はバレずに治療をしたかったので、オンラインAGA治療を行っています。おすすめのオンラインAGAクリニックの比較を以下の記事で行っています。気になる方はチェックしてください。
※本記事は個人の体験をもとに作成したものであり、効果には個人差があります。
※治療は必ず医師の指導のもと行ってください。
※薬の使用可否や副作用リスクは個人の健康状態によって異なります。



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