喫煙はハゲる原因？AGA治療を始めたらタバコを吸えなくなった話

「タバコを吸っているとハゲる」とよく言われますが、実際のところどうなのでしょうか？

僕は30年近く喫煙してきました。健康に悪いことは理解していましたが、ストレス解消のために必要な習慣だと考えていました。

昔からタバコは『百害あって一利なし』と言われていますよね。ですが、現代のストレス社会でリラックスするために喫煙は必要です。

僕は人生の半分以上、タバコを咥（くわ）えて生きてきました。タバコは身体に悪いというのは納得しています。ですが、喫煙は耐え難いストレス発散のための『必要悪』として認識しています。

ひらめ

ストレスはハゲに良くない

まお

タバコも薄毛に良くない･･･

しかし、AGA治療を始めてから一週間、初めてタバコを吸いたくないと感じるようになりました。身体が受けつけなくなったのです。

喫煙が薄毛を引き起こすという話は広く知られていますが、実際の科学的根拠や、薄毛治療と禁煙の意外な関係性について、詳しく考察していこうと思います。

あくまでも個人的な副作用です。AGA治療薬を飲んでタバコが不味くなるなんて話は聞いたことがありません。ですが、僕はタバコを吸うと気持ち悪くなるようになりました。もし、タバコを吸い続けたいと思っているなら、AGA治療を再考した方が良いですよ。

タバコと薄毛の科学的関連性

喫煙が薄毛に与える影響は、主に以下の3つの経路によって引き起こされることが研究により明らかになっています。

タバコに含まれるニコチンには血管を収縮させる作用があり、これにより頭皮の血流が著しく低下します。

健康な髪の毛の成長には、血液を通じて十分な酸素や栄養素が供給される必要がありますが、喫煙によってこの供給路が阻害されてしまうのです。

ひらめ

それは困る･･･

特に注目すべきは、AGA治療でよく使用されるミノキシジルという薬剤が、血流改善作用を持つという点です。つまり、喫煙は薄毛治療の効果を直接的に妨げる可能性があるということです。

喫煙には体内の重要な栄養素を破壊する作用があります。特にビタミンCは、タバコの煙に含まれる有害物質を中和するために大量に消費されます。

また、髪の毛の健康維持に不可欠なビタミンB群も、喫煙により著しく減少することが知られています。これらの栄養素の不足は、直接的に髪の毛の成長サイクルに悪影響を及ぼします。

まお

タバコはやめた方がいいね･･･

ハーバード大学の研究チームによる興味深い発見として、喫煙がテストステロン（男性ホルモン）の産生を増加させることが報告されています。

テストステロンそのものは男性の健康に重要なホルモンですが、これが5α還元酵素という酵素によってDHT（ジヒドロテストステロン）に変換されると、AGAの進行を加速させる要因となります。

僕の体験として、AGA治療薬（デュタステリドとミノキシジル）の服用を開始してから約1週間後、予期せぬ変化が起こりました。それまで30年近く続けていた喫煙習慣が、突如として身体が受け付けなくなったのです。この現象は、以下のような要因が考えられます。

ひらめ

僕の考察･･･

味覚の変化
AGA治療薬の服用により、一部の患者さんで味覚の変化や吐き気などの副作用が報告されています。これが喫煙欲求の低下につながる可能性があります。
身体感覚の変化
薬物療法により体内環境が変化することで、ニコチンに対する反応が変わる可能性があります。

なんとなく、タバコと薄毛には関係がありそうです。さらに、AGA治療をするなら、禁煙した方が良いメリットがあります。

育毛効果の最大化
禁煙により、AGA治療薬の効果を最大限に引き出すことが期待できます。血流改善や栄養素の適切な供給により、より効果的な育毛環境が整います。
経済的メリット
一日一箱（520円）の喫煙習慣をやめることで、月額約15,000円の節約になります。この費用をAGA治療に振り向けることで、より充実した治療が可能になります。
総合的な健康増進
禁煙は、がんや心臓病などの重大な疾病リスクを大幅に低減します。これは薄毛治療の副次的な効果として、極めて重要な意義を持ちます。